株式会社allbeansへの出資について

四国銀行グループのしぎんキャピタルパートナーズ株式会社（代表取締役 川添勇樹）が運営するしぎん地域活性化２号投資事業有限責任組合（しぎん地域活性化２号ファンド）は、本ファンドの第１号案件として株式会社allbeans（以下、「allbeans」）の第三者割当増資を引受けましたので、お知らせいたします。

allbeansは、電線や水道など既存のインフラに依存せず、太陽光や雨水を活用しエネルギーを自給する 「自然共生型宿泊施設」を展開しています。2024年7月に高知県香美市香北町にて第1号の拠点を開業し、2025年5月には兵庫県南あわじ市に2拠点目をオープンしました。

これらの施設は、材料調達から製材・加工まで、製造にかかる全ての工程を地域内で完結する仕組みを構築しています。木材の地産地消や輸送の脱炭素化、地域雇用の創出等を通じて、自然資本と経済資本が循環する持続可能な地域社会の実現を目指しています。

今後、特に地方においては、人口減少に歯止めがかからず、公共インフラは維持管理の限界を迎え、人が居住できない地域が広がることが予想されます。 allbeansは、ローカルに携わるすべての人や資源が本来持つ力を最大限に発揮できる社会を目指すとともに、地域の新たな未来の実現に挑戦していきます。

弊社は今般の出資を通じて、四国銀行グループのネットワークを活用し、allbeansのさらなる事業成長・発展に寄与してまいります。また、これらの活動を通じて、地域のお取引先とのシナジーや雇用機会の創出を図り、地方経済の活性化に貢献してまいります。